2008年02月19日

ハッピーチャージャー

 スターライン株式会社(大阪市中央区)の『ジョイントビジネス』とやらの1つ、モバイル充電器について調べていたところ、Wikipediaから資料にしていた項目か軒並み削除されてしまった。
 この事は、前回のエントリでも書いたのだけれど、こうも片端から削除されては「怪しい」としか評価しかできないな。

 後日の参考にする予定なので、メモ代わりに貼っておく。削除された項目なので、リンク元のURLは貼らない。
 2008年1月20日頃の版だ。

===ここから===
ハッピーチャージャー(Happy Charger)は、携帯電話及びモバイル機器類の2次電池を現金投入式の充電電力を供給する自動販売機である。 本商品と酷似した同型製品は株式会社ビー・ビー・ティーを販売元として同業他社及び業社に販売、株式会社デンキョウから流通して数多くの酷似した商品が市場に出回り見分けが付きにくいのが特徴であり、登録商標ハッピーチャージャーの呼称は連鎖販売取引いわゆるネットワークビジネス、MLM、マルチ商法による販売形態で使用される。

目次
1 概要
2 経緯
3 電気用品の安全性
4 商品が判別できない
5 同業他社製品との設置条件比較
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
8.1 協力会社
8.2 同型製品を取り扱う会社
8.3 その他

概要
ハッピーチャージャーの商標は、沖縄県に所在地を置く株式会社阿波根組[1]代表取締役を務める阿波根昌樹が商標権利者である。製品は韓国GEONAS社より輸入・販売を始め、細部の機器仕様変更、製品のロゴ(Happy Charger)抹消、色調が変更されるが、2006年には新型製品 モバピット に移行する予定であった。 2007年に大幅バージョンアップを行いモバピットと同等な機能を持つようになる。

製品の特徴
携帯電話を同時に3台まで充電可能な3ボックス。
新型は電池パック(バッテリー)を充電可能、コンセントサービスを搭載。

販売
消費者向けには、権利商材として連鎖販売取引の形態により1人1台50万円を基本として商取引されるが、購入台数の上限及び割引金額などの諸条件は契約者毎に異なる。(ロケーションビジネス#消費者センターに寄せられた相談事例を参照)
同型製品の他社への流通がある。

ハッピーチャージャーの設置
販売元の関連企業が委託により設置代行を行うが、製品本体にはPSE法に基づく表記(製造業者等の名称、略称、登録商標等)が無い為、同型製品の見た目による判別は不可能。

同型製品を取り扱う会社の設置
商品名は「公衆型充電器」「公衆型携帯電話(急速)充電器」「CHARGER(チャージャー)」「1号機」等と複数の呼称が存在、製品にはPSE表記が無い為、ハッピーチャージャー及び他社との判別は困難を極める。
設置先の条件には「(無料)レンタル」「買い取り」、利用料の一部が設置先へ還元される無料レンタルが有る。[2]
設置した業者及び代理店には報酬が発生するシステムが有る。

経緯
2001年(平成13年)9月27日 - 「ハッピーチャージャー」商標出願、出願人 阿波根昌樹[3]
2001年(平成13年)12月25日 - 「充電電力自動販売装置」特許出願(特開2003-196735)、出願人・発明者 阿波根昌樹、代理人 鈴木宣幸[4]
2002年(平成14年)3月 - 韓国GEONAS社、携帯電話充電器を日本へ輸出開始。
2002年(平成14年)5月23日 - 大阪市北区西天満 堂島ビルヂングにて株式会社ビー・ビー・ティー[5]設立、「ハッピーチャージャー」を連鎖販売取引による販売形態で消費者へ販売開始。一方、同型製品を同業他社へ販売する。
2002年(平成14年)10月25日 - 「ハッピーチャージャー」商標登録(商標登録番号 第4615045号)、権利者 阿波根昌樹
2003年(平成15年)9月2日 - 大阪市北区西天満 堂島ビルヂングにて 株式会社MMS 設立。連鎖販売取引による販売は株式会社ビー・ビー・ティーより引き継がれた。
2004年(平成16年)8月11日 - 株式会社デンキョウ設立。同社は主として活動する事務所を大阪市北区西天満 堂島ビルヂングに置いて 株式会社MMS の「ハッピーチャージャー」(後にモバピット)と同型製品を販売、レンタル及び代理店募集を行う。
2004年(平成16年)11月25日 - 丸紅テレコム社が商標「充電ロボ」を出願。
2006年(平成18年)6月20日 - 大阪市北区西天満 堂島ビルヂングに所在を置く株式会社MMS、株式会社ビー・ビー・ティー、株式会社デンキョウ大阪支店の内MMS社が大阪市北区ニチメンビルへ移転。
2006年(平成18年)12月8日 - 「充電ロボ」商標登録(商標登録番号 第5008807号)、権利者 丸紅テレコム株式会社。既存の充電器を含めて「充電ロボ」のロゴが3ボックス前面の上下6箇所に大きく表記された。
2007年(平成19年)2月23日 - 日経産業新聞31面により、携帯電話充電器の設置台数は他社のものを含め全国に14,000台と判明する。[6]
2007年(平成19年)2月27日 - 丸紅テレコム株式会社のニュースリリースおいて株式会社MMSの関与及び関係者の関与を公式に否定した文書が公開された。[7]
2007年(平成19年)6月13日 - 株式会社MMS公式サイトにおいて新型「ハッピーチャージャー」(バッテリのみを充電、コンセントサービスを付加)が公表される。[8]
2007年(平成19年)9月3日 - 株式会社MMSの所在地において株式会社ワールドビジョンが設立されており、株式会社MMSが大阪市北区西天満千代田ビル別館2号館へ移転し終えて公表された。株式会社MMSでは販売を一旦終了して設置事業に取り組むとされ、株式会社ワールドビジョンではロケーションビジネスとして商品名「ハッピーチャージャー」「モバピット」が販売とされる。
2007年(平成19年)10月17日 - 株式会社スターテレコムのトピックスにおいて商品名チャージャーと公表、株式会社MMSとの関与を否定。なお、株式会社ワールドビジョンについては記載が無く代理店募集概要では、取扱商材「公衆型携帯充電器(1号機)」として紹介される。
2007年(平成19年)12月 - 株式会社MMSのホームページにおいて「ハッピーチャージャー」「モバピット」の画像が消去、株式会社ワールドビジョンのホームページでは商品名「ハッピーチャージャー」「モバピット」の紹介が消去され、「モバイル充電器」として「ハッピーチャージャー」と同型製品が紹介される。

電気用品の安全性
本製品は電気用品安全法(PSE法)施行令に定められた「特定電気用品」の手続き(電気用品名の確認、行為内容の確認、国への事業届出、基準適合確認、自主検査、適合性検査の受検、国が定めた表示「PSEマーク、事業者名、定格電流等」)の無い電気用品である。
本商品及び同型製品には、韓国安全認証(韓国内にて適用される電気用品安全管理法に基づいた電気製品安全規制)を取得したEKマークと電気用品に関する記載した表記があるが、韓国で販売する事を目的とした表記であり、日本国内で適用するものでは無い。さらに韓国安全認証による記載内容は欠落し表記方法も異なる。なお、日本国内に於いて表記してはいけない法律は無く企業の自主的な責任に依存しているのが現状である。
この表記は日本語で記載されているが、日本国内では必要ない表記であり、表記内容自体は意味を持たなく錯誤させるものとなる。日本国内ではPSE法に基づく表記が適用されるが、特例としてレンタル製品等は除外される。(PSE問題「再検査によるPSE表示の追記」参照)
携帯電話等の利用時トラブルは、製品に付属した表記物に「24時間有人対応のコールセンター」をダイヤルする受付があるが、製品本体には販売業者、所有者、管理者等が表記されてないため事故が発生した場合の責任問題、製造物責任法(PL法)に於いて損害を被った利用者の損害賠償を求める製造業者等の表記が無い製品となる。

商品が判別できない
ハッピーチャージャーは通称「コイン式携帯電話急速充電器」と呼ばれていたが同商品を取り扱う代理店においては別の俗称で呼ばれ、2007年6月に新型を公表後「モバイル機器充電器」とも呼ばれる様になる。また、株式会社デンキョウにおける同型製品は公衆型携帯電話充電器として紹介される。
ロケーションビジネスと称する販売形態(連鎖販売取引)にてハッピーチャージャーとモバピットが販売されるが、ロケーションビジネスと酷似した他社所有商品、名称が違う商品、複数の呼び名、仕様の細部が異なる商品、表記が異なる仕様等があり電気用品名が特定できない非常に紛らわしい状況である。
商品名ハッピーチャージャーは、株式会社ビー・ビー・ティー、株式会社MMS、株式会社ワールドビジョンが商標使用者であり、商標権利者は阿波根昌樹である。従って両者が黙認すれば商標問題は発生しない。関係会社である株式会社デンキョウを所有者として他社を通じて店舗へレンタルされた充電器が多く存在する。

同業他社製品との設置条件比較
ハッピーチャージャー及び同型製品
販売元(メーカー) - 設置店 … 利用者(消費者)
製品の販売元は不明。設置店には無料条件が多く好条件となる。主に充電器の利用料金から集金。
消費者側の見地から利用した製品情報(製品名、販売元等)は不明である。
ハッピーチャージャーは付加価値を付けた権利商材として連鎖販売取引にて50万円を基本として販売する。
同業他社製品(カプコンチャーボ、街角充電屋さん等)
販売元(メーカー) - 設置店 … 利用者(消費者)
製品の販売は1経路。設置店には定額制と買取りが多い。設置店より集金する。
消費者側の見地から利用した製品情報(製品名、販売元等)は明確である。

脚注
[1] 株式会社阿波根組は1967年創業の建築・土木を営む沖縄県名護市を代表する建設業であった。受注は沖縄県内だけに留まらず、はるばる東京都まで施工に出掛け「非常識」と呼ばれて2002年に完成したありえない家「ナチュラルエリップス」は住宅建築として話題を呼んだ。2005年は、発覚した公共事業の不正入札に関する処分決定待ちであり、同年8月にはバブル景気に行ったゴルフ場開発の失敗やマンション建設に関する施主側とのトラブル問題等も重なり資金繰りが悪化し破綻に至る(沖縄タイムス「経済ニュース 2005年8月12日(金) 朝刊9面」)。2006年には廃業後として「平成18年(措)第2号 排除措置命令書」(沖縄県が発注する建設工事の入札参加業者に対する排除措置命令及び課徴金納付命令について 平成18年3月30日 公正取引委員会 内閣府沖縄総合事務局)が下され、社団法人沖縄県建設業協会から除名された。
[2] 同じ連鎖販売取引の業界で ウインズインターナショナル社(2007年9月5日に破産申請)と繋がりのあるサムライン (企業)とスターラインではそれぞれの代理店を通じて無料貸し出しされる。サムライン株式会社の無料貸し出し、スターライン株式会社の無料貸し出し。
[3] 2002年(平成14年)7月19日、「沖縄発!ビジネス・アイディア・コンテスト〜沖縄復帰30周年記念事業〜」にて商品に付加価値を持たせて権利委譲していくビジネス・アイデア「ビジパラ(ビジネスをつくるビジネス − ビジネスパラダイス)」で審査員特別賞を受賞。
[4] 自由法曹団所属。2005年、弁護士に対する業務停止5ヶ月、2006年、沖縄弁護士会から除名処分及び弁理士資格抹消。
[5] 株式会社ビー・ビー・ティー代表取締役に就任した山森政之は京都府を所轄庁とする特定非営利活動法人ライフ・トゥラブル・セトゥル代表を務める。なお、氏名は通名として一字違いの「山森政雲」が常用される(ライフ・トゥラブル・セトゥル#会員及び関係会社を参照)。
[6] 2007年9月以降、販売関係者はしきりに同年2月23日における日経産業新聞の記事は調査不足と公言、また、同型製品は2月以前に販売開始したと公言するが公式発表は無い。
[7] 丸紅テレコム株式会社ニュースリリース2007年2月14日「コイン式携帯電話用充電器の取扱について」
[8] 株式会社MMSを主宰会社とするLBP代理店では2ndステージ用のラインナップとされ、2007年9月以降(2ndステージ開始)には新型「ハッピーチャージャー」と同型製品の設置が始まると韓国安全認証に関する表記では製造年月日2006年と記載されている。

関連項目
株式会社MMS
株式会社ワールドビジョン
モバピット
ロケーションビジネス
ライフ・ボート・プロジェクト
ライフ・トゥラブル・セトゥル
連鎖販売取引
リージャ - フリーペーパー
サムライン株式会社
スターライン株式会社

外部リンク
協力会社
株式会社ビー・ビー・ティー公式サイト
株式会社MMS公式サイト
株式会社ワールドビジョン公式サイト
株式会社デンキョウ公式サイト

同型製品を取り扱う会社
株式会社スターテレコム公式サイト
サムライン株式会社公式サイト
株式会社ホットウェブ公式サイト
スターライン株式会社
アイピーソリューション株式会社公式サイト
コムデックス株式会社公式サイト

その他
GEONAS社公式サイト
ニュースリリース「コイン式携帯電話用充電器の取扱について」丸紅レコム株式会社
ニュースリリース「コイン式携帯電話充電器『チャーボ』の販売で業務提携」 - 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト
カプコンチャーボ株式会社公式サイト
携帯充電サービス 街角充電屋さん
株式会社データサポート公式サイト
===ここまで===

(2008年2月20日追記)
 「同型製品を取り扱う会社」として株式会社スターテレコムがあるが、スターテレコム社は2008年1月12日付で自社HPにてモバイル充電器の取り扱いから撤退する旨を発表している。
     http://www.startelecom.co.jp/topics/denkyo.pdf
posted by にわか旅人 at 01:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 表現規制 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
経済産業省より業務停止命令
株式会社MMS
株式会社BBT
株式会社ワールドビジョン
充電器(ハッピーチャージャー又はモバピット)
平成20年11月15日−平成21年8月14日までの9か月間
http://www.meti.go.jp/press/20081114006/20081114006.pdf
Posted by 経済産業省より業務停止命令 at 2008年11月15日 12:57
11/14発表
経済産業省より業務停止命令

株式会社MMS
株式会社BBT
株式会社ワールドビジョン

充電器(ハッピーチャージャー又はモバピット)
平成20年11月15日−平成21年8月14日までの9か月間
http://www.meti.go.jp/press/20081114006/20081114006.pdf
Posted by 経済産業省より業務停止命令 at 2008年11月15日 12:58
助かりました ペコリ(o_ _)o))

これ、Wikipedia削除項目なんですよ。
当時wiki管理人(miyaとか)がこのマルチやってるので、仲間の管理人とお仲間で削除したそうです。

阿波根組等の残党は今、社民・民主党らと一緒に活動してますね。
Posted by キムチうどん県民 at 2014年08月06日 04:53
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