2006年10月11日

ダイレクト・マーケティング・フェア2006(2)

 予定にはなかったのだけど、ついつい行ってしまった『ダイレクト・マーケティング・フェア2006』。
 東京国際展示場西館という同じ場所で、別の展示会に行ったその帰りの事だ。

 この展示会がいかに怪しげか以前に書いたけど、『百聞は一見にしかず』と言うだけあって、実際の会場は予想以上の怪しさで溢れ返っていた。
 例えて言うなら、『健康博』や『ビューティー・ワールド』辺りに出展した企業の中から、怪しいところだけを取捨選択し、さらに濃縮して並べたような感じ……かな。
 アムウェイやニューウエイズは出展していなかったので、さすがにDT同士が貶し合うという場面はなかった。
 とは言え、プライマリー(胸に着けた名詞から「Prim」までしか見られなかったので推測)のDTらしい人物が、黒スーツのダウンライン5、6人引き連れて闊歩していたり、潟Eインズインターナショナルの『生活互助会』が、会場出入り口でパンフレット配っていたりと、予想と期待(?)は裏切らない怪しい展示会だったのは間違いない。

 数社の出展企業のブースにも立ち寄ったので、記憶にある数社を紹介する。
 『に』は俺、『プ』はプレゼンターの略。

潟Aーティング:http://www.arting.co.jp/
 競馬ソフトを開発・販売している企業で、ブース前で『粗品交換券』を配っていた。たまたまもらってしまったら、別の人が声をかけてきて、ブースに誘うという手法だ。
 に「これってキャッチじゃない?」
 プ「(ややムッとして)違いますよ」
 に「もしキャッチだったら、キャッチだったら……」
 プ「(さらにムッとして)キャッチだったらどうするんですか?」
 に「……逃げます」
 という事で、最初から悪印象を持たれてしまった。
 ……この程度でムッとするなよ。
 プ「我々は競馬ソフトを紹介する企業なのですが……資産運用にご興味ありますか?」
 言うに事欠いて、競馬のようなギャンブルを『資産運用』と同列にするあたり、この企業の質を雄弁に物語っている。
 に「興味ありませんね。お金もないし」
 と断り、ブースを出た。まぁ、無理に引き止められずに済んだのは、こういう場所だからだろうな。
 ちなみに、粗品はもらえなかった。
 ……なんだ、粗品って釣りかよ。

葛゚未來通信:http://www.kinmirai.co.jp/
 IP電話中継局オーナーになれば、自分のサーバーに接続した人から、継続的に接続料金が得られる、と勧誘している企業。
 意識して調べた訳ではないけれど、所得隠しやらオーナー(サーバーの所有者らしい)への配当金操作などで、色々と報道されているのは記憶の片隅にある。
 プ「インターネットサーバーに興味ありますか?」
 に「は?」
 プ「私どもはサーバーを購入していただき、接続した利用者から集めた手数料をお支払いするシステムの企業です」
 ……その程度のサービス、とっくに大手で占められているだろうに。どれだけ需要があると思っているのやら。
 に「ほほぅ。で、どれくらいの集客が見込めて、どの位の期間で資金がペイされる見込みなの? これって事業所、それとも個人の勧誘?」
 プ「ぁ……お待ちください。今、詳しい者と変わります」
 に「(まずい。勉強不足。逃げよう)そんなの駄目、却下。声かけておいて説明できないのなんてあるか?」
 そして逃走。
 ……う〜む。失敗した。
 この企業のまとめは、ここが詳しいそうだ。
     http://www8.atwiki.jp/enmirai

貝ively: http://www.lively-mx.com
 IEのウインドウを3D化して、自分のキャラクター(アバター)でネット巡回できるようにするプログラム(MATRIX-CITY)の紹介……らしい。
 プ「インターネットされますか?」
 に「しますよ。それが?」
 プ「わが社は今回独自の圧縮技術を用い、IEのブラウザを3D化し、(中略)アバターで街を巡回するプログラムを(中略)紹介しています。それがこのMatrix Cityでして、映画のあの『Matrix』から名前をつけました。ところで御社では、御社の広告をネットで3D化して、こうドーンと大きく紹介するような事に、ご興味ありませんか?」
 に「ありません」
 プ「……あ。そうですか。実は私ども、そのような事業者の方にこそ、興味を持ってもらいたく紹介しているのですが……(長い話)……」
 に「ん〜〜。やっぱり必要ないです」
 プ「そうですか。ではこれ、お持ちください」
 と渡されたのは、パンフレットと粗品のボールペン。
 誤解しないでもらいたいが、この企業がマルチ商法の企業だとか、配当金を餌に大金をせしめる詐欺まがい企業らの同類だと、言いたいのではない。話し方が早いのと長いのとで、内容はともかく記憶に残っていたから、紹介したまでだ。

 プレゼンテーターと話をする気にもならなかったのが、この企業。

潟Xポーツマネージメントインターナショナル
 マルチ商法の『シナジー・ワールド』が、『Team S.M.I』で出展していた。もらったパンフレットを見て、この企業名の略だと知った。
 HPは検索しても引っかからないので、まだ立ち上げていないのだろう。海外からの大物(おそらくダン・ヒギンソン氏本人)がこの展示会のために来日したとかで、サインやら握手やらで、行列ができていた。
 これからはこの企業が日本国内でシナジーを広げていくのかな?
 ……『シナジー・ワールド・ジャパン』の悪評、かなりのものだからな。

 他にも無料サンプルのコーナーでは、ナチュラリープラスやハーバライフがパンフレットと見本サンプルを展示していたし、俺が知らないだけの怪しい企業も多数出展していたかもしれない。
 総括的に見た感想は既に述べているが、「怪しさ」の点では予想通り。
 ……と言うか、合法と違法の境界をフラフラ漂っている(一部違法に転げているところもあると思えるが)企業が一堂に会した展示会など、この『ダイレクト・マーケティング・フェア』くらいのものだ、って。
posted by にわか旅人 at 00:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 展示会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ライブリーっちゅう会社ってネットの詳細な事も知らん学生に38万の資金と言うて集めて回ってるみたいです。
やばくないですか?
Posted by at 2006年10月14日 04:41
それは「やばい」のもありますけど、最悪な場合「詐欺目的の勧誘行為」もあり得るかと思います。『資金』と称して大金を巻き上げ、延期延期といつになっても公式オープンしないネット関係の企業もあります。
そもそも学生に38万円という大金を工面できるはずもないのに、勧誘するのは異常な行為でしょう。

その学生が身近な人なら、手を出さないように注意をされるのが良いかと思います。

Posted by にわか旅人 at 2006年10月14日 21:16
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