2006年06月09日

インターネット・ホットラインセンター(1)

 早速、ホットラインセンターについて、少し調査してみた。Googleで検索かけただけ、だけど。
 『インターネット・ホットラインセンター』が正式名称か。   
 ……って、運営は『財団法人インターネット協会』!?
 国家権力(警察庁)とは何の関係もなさそうだなぁ。
 と思ったら、警察庁と総務省の肝いりか。
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000137-kyodo-soci
===全文引用===
ホットラインの運用を開始 違法、有害サイト情報集約
 薬物売買や児童ポルノ、殺人請負などインターネット上の違法、有害情報について一般利用者からの通報を集約する「インターネット・ホットラインセンター」(東京都港区)が1日、運用を開始し開所式が行われた。
 センター運営は、警察庁が財団法人インターネット協会に業務委託。一般利用者がセンターのウェブページにアクセスして通報し、5人のセンター員が通報を処理。その後、3人の弁護士で構成する法律アドバイザーが違法情報と判断すれば警察へ連絡、有害情報ならプロバイダー(接続業者)に削除などの対応を依頼する。
 開所式には、警察庁と総務省の担当者も出席した。
(共同通信) - 6月1日17時29分更新
===終わり===
 5人のセンター員と3人の弁護士による構成か。A君が心配していたような、『業者』→『ホットラインセンター』→『警察』→『プロバイダ』→『削除』という丸投げ構図ではなさそうだ。
 警察庁が財団法人(民間業者)に業務委託したのは、おそらく「警察の民事不介入」によるものだろう。天下り機関と批判しているサイトもいくつか見かけたけど、警察に民事介入されたくないので、これは良しとしよう。刑事事件に該当するかどうかは、センター員が判断するはずだ。

 ところで、このホットラインセンターの目的って何だ?
 『インターネット・ホットラインセンター』のトップページより一部引用。
===引用開始===
通報内容に対しては、分析担当者が発信元等について調査を行なった後、複数の弁護士から構成される法律アドバイザーにより違法情報・有害情報に該当するか否かの判断がなされ、その結果に従って違法情報であれば警察へ通報/プロバイダや電子掲示板の管理者等への送信防止措置依頼を行い、有害情報(公序良俗に反する情報)であればプロバイダや電子掲示板の管理者等へ契約に基づく対応依頼を行うこととなります。
===引用終わり===
 違法情報であれば、都道府県の警察で『サイバー犯罪対策室』あるいは似た名前の部署を持っていると思ったな。
 でも有害情報って……今までどこに話を持ち込んでいたのだろうな……。有害情報垂れ流す業者(ばかりとは限らないが)の垂れ流し勝ちだったのかな?

 さて。
 従来のネットによる書き込みの削除における手順は、今まで削除要請を受けたことも申請したこともないので確たることは言えない。これを前提に話を進めさせてもらうと、だ。
 業者が『中傷誹謗である』『営業妨害である』の意向をプロバイダに伝え、そのサイトを閉鎖させる、という手順になっているらしい。サイトを閉鎖されたと言う人が、別のプロバイダを使って再起したものを読んで得た情報だが……どこから仕入れてきたのか忘れてしまった。
 それに対し、サイトを閉鎖された個人が、プロバイダに理由を問い合わせても、明確な理由を教えてもらえないことが通例のように見られる。プロバイダから、削除依頼のあった業者の名前を出してもらうこともできるらしいが、その業者とまともな話ができるものではないらしい。
 参考資料としてはちょっと弱いけど、一応あげておく。
   http://khon.at.infoseek.co.jp/mail/arikawa.html
   http://khon.at.infoseek.co.jp/mail/arikawa2.html
   http://khon.at.infoseek.co.jp/mail/arikawa3.html

 『業者』→『プロバイダ』→『理由もなく削除』の流れが、間にホットラインセンターが入ることで緩和されるのなら、歓迎すべきなのかな、とは思う。
 ……自分のところが、批判を受けてしかるべきだと知っている悪徳業者なら、ホットラインセンターなど通さず、直にプロバイダに連絡を入れて消させるだろうけどな。
 と言うか、まともな企業なら、いちいち個人のサイトの書き込みを読んで、「中傷誹謗だ」「名誉毀損だ」などと目くじら立てないって。そういう批判的な書き込みを少しでも減らすために、カスタマーセンターを作っているし、可能な限り対応している訳だしね。
 「対応できない」「対応するつもりもない」企業が、批判的なサイトの口封じに躍起になるわけだ。つまり、プロバイダに対して削除要請とか告訴とか言っているのは、それだけで「まとも」な企業ではない……と思う。
 ……まともでなくても、個人のHPやブログを攻撃しない企業はいくらでもあるし。

 HPの記載を見るだけなら、ホットラインセンターとは消費者寄りの機関になのか、と受け取れる。まぁ、新聞記事では『一般利用者』と言っているから、そう受け取っても良いのだろう。
 そして上でもちょっと触れたけど、有害情報を見つけた場合、今までどこに申し立てれば良いのか不明瞭(ひょっとして俺だけ?)だったのが、これで窓口ができたのではなかろうか。

 ……ふむ。A君が心配している次元から、だいぶ離れてしまったぞ。
posted by にわか旅人 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 表現規制 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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